2020.10.03

vol.8「首都圏秋田県人会連合会への寄稿」

私、この4月から秋田県東京事務所長に赴任しております猿橋と申します。

出身は横手市の金沢というろことで、歴史的には、後三年の役で有名なところです。

横手高校の75期生です。これといった、スポーツ部に所属しないまま学生時代をすごしてきましたが、現在は、四ツ谷にあるジムに週3日ほど通い、運動不足を解消しています。

また、妻は昨年度で秋田県職員を退職した保健師ですが、現在再任用で県の機関におります。子供は、現在、長男が板橋区で所帯を持って、3人目の孫が6ヶ月になりました。昨年度は、あきた未来創造部の次長を務めて、少子化対策、移住・定住支援などを担当しておりました。

ほとんどの秋田県人会の皆様には、初めてご挨拶させていただきます。例年ですと、この時期には、連合会に加盟されている各県人会の皆様と、総会や懇親会などでお会いする機会があり、また、県と県人会連合会の最大の行事である新春交歓会の準備をそろそろ始めるかという時期でもありました。

ところが、今年は、赴任前の今年3月頃から、都内でも新型コロナウイルス対策が本格化し、4月7日には緊急事態宣言が発出されるという中、人との接触を避け、国や都から外出自粛などを要請されたのはご存知の通りです。

このため、首都圏のほとんどの県人会では、総会、役員会、懇親会などを延期、中止し、私も所長として出席させていただいたのは、秋田ふるさと応援団の一団体のみという状況です。このような状況ですので、最近になって感染状況がやや落ち着いてきたことから、ご迷惑でない範囲で、川崎、横浜、などの県人会の会長さんや秋高連、美入野会の会長さんなどを訪問してお話を伺っております。

今年度は、年度当初から新型コロナウイルスが感染拡大し、オリンピックも延期になりました。また、7年8ヶ月続いた安部政権を引き継ぎ、秋田県出身初の菅総理大臣が誕生いたしました。まさに激動の年となったわけですが、このような時でも、また、このような時にこそできること【ふるさと秋田県】のために様々な業務に取り組んでいるところです。ぜひ、県人会の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

なお、新型コロナウイルスの感染拡大による、消費低迷の影響を受ける秋田県内食品製造業者や農林水産業者を首都圏から応援するため、都内で最大延長を誇り、近年は観光地としても知名度が高まる戸越銀座商店街(東京都品川区)の店舗を借り受け、約1ヵ月半、毎週金・土・日曜日・祝日の計23日間にわたり、集中的に県産品の売り込みを行っております。県産品の消費拡大に協力いただくとともに、今年のお盆休暇では帰省が難しかった方々に、秋田の思い出の味を堪能してもらう機会としていただければ幸いに存じます。皆様お誘いの上、おいでいただくようお願いいたします。