2020.08.03

vol.4“こんな時だからこそ”

新型コロナウイルス騒動、収束に向かうどころか、
むしろ拡大化に向けて加速している感がします。
社会システムや日常生活に至るまで、迷走、混乱に巻き込まれ、閉塞感が募る。
だから考え方もネガティブな方向に流されていきます。
当然、あるべき姿がそこにないということは、想像を絶する不安感を呼び、
負の連鎖へと繋がっていきます。

令和2年度における各ふるさと会の開催は、軒並み中止に追い込まれました。
11月開催予定の我がふるさと会もご多分に漏れず中止が決定しました。

この中止の連絡を、手紙一本で済ませていいものだろうか?
こんな時だからこそ慎重の上にも慎重を期し、丁寧な対応が必要と考えます。
有事における対応こそ真価が問われる、危機管理の観点からも、
皆が納得する落としどころが必要なのです。

一般会員はもちろん、重要な資金源である広告協賛者、近隣ふるさと会、
運営のバックアップを担うふるさとの有力関係者等々すべての関係各位に対して、
中止に至る経緯説明とともに、これまでと変わらぬご支援とご協力をお願いすることは
当然のこととして、特に関東在住の一般会員に対して、改めて「ふるさと会」の
存在意義と役割について、再考していただく機会としたいと考えました。

具体的には「ふるさととの絆を実感してもらいたい」というのが本音です。

そこでその具体策として、以下の3点に焦点を合わせました。

1、 ふるさとの物産購入を会員に勧めることにします。
            本施策は、会員のためのみならず地元の振興にも寄与すると考えています。
            物産のパンフを充実させ、購入申込書も同封します。
            例年の傾向から相当量捌けるものと予想しています。

2、 町と連携し、「ふるさと納税」の促進を図ります。

3、 一般会員向けに「小冊子」を発行します。

その内容は、ふるさとを思い起こし、琴線に触れるような文章を掲載する予定です。
これら一連のことで、どの程度我々の心情を汲み取ってもらえるだろうか?
どういう反応があるか?皆目見当がつかないけれど、 こういう環境下だからこそ
できることはやってみたいという切迫感に押されての行動です。

何もしないということは、これまでの歴史に空白を生むことになります。

それは、来年以降に開催されるふるさと会に暗い影を落としかねないという 危機感に
つながっていきます。

もし、今回の企画が少しでも会員の琴線に触れ「来年は、絶対に参加してやる」ということに結び付くなら、これ以上の喜びはありません。
“災い転じて福と為す”につながってくれるよう祈るばかりです。

昨年6月テレビ朝日の情報番組、「わんだふるさと」に
東京みたね会若狭副会長が出演しました。

全国に、三種町のじゅんさいをアピールしてもらいました!